エイトル・ヴィラ=ロボス

  • エイトル・ヴィラ=ロボス:ショーロス第1番

    ブラジルの偉大な作曲家エイトル・ヴィラ=ロボスのギター曲の中でも特に有名なショーロス第1番は1920年にリオ・デ・ジャネイロにて作曲されました。当時のブラジルではヨーロッパから持ち込まれた音楽様式(ワルツ、マズルカ、ポルカ、ショーティッシュ、タンゴ、ファド)に、北米から持ち込まれたラグタイム、そして現地ブラジルのサンバ(samba)やマシシ(maxixe)等の様々な舞曲、更にアフリカのリズムを融合させた新しい様式のポピュラー音楽が流行していました。これが「ショーロ」と呼ばれる音楽ジャンルです。ヴィラ=ロボスはこの流れを汲み、自らが幼少より聴き親しんで来たクラシック音楽にこの様々な音楽様式の融合の流れを取り込み、世界に誇る「ブラジル流のクラシック音楽」、そしてその作曲家としてのアイデンティティーを開拓・確立する事に成功した言えます。