エッセイ:

諏訪和慶 (Kazu Suwa) によるギターや音楽に関するエッセイ。いくつかのエッセイではオーディオまたはビデオ・サンプルが視聴できます。

 

黄金のポリフェーモ(ブリンドル)とギターのなぞなぞ(ロルカ) 27年世代 その5

イギリスの作曲家、レジナルド・スミス・ブリンドルのギター作品「黄金のポリフェーモ (El Polifemo de Oro)」はロルカの詩「ギターのなぞなぞ」にインスピレーションを受けて作曲されました。ロルカはギターのサウンドホールの中に、… 続き...

音価と計量記譜法、タクトゥス:テンポについて その1

アレグロ、モデラート、アンダンテ、アダージョ、ラルゴ等普段から見慣れているテンポ・マーク(速度記号)はそれぞれ実際にどれだけ速い又は遅いのかを見定めるのはとても難しいと思います。エッセイ・シリーズ「テンポについて考える」… 続き...

アグスティン・バリオス・マンゴレ:アイレ・デ・サンバ

アグスティン・バリオス・マンゴレの名曲アイレ・デ・サンバ(サンバ風に)はアルゼンチンで復興した民族音楽に基づいています。サンバとは男女1組でハンカチを振りながら繰り広げられる、勇壮且つ優雅な踊りに由来します。… 続き...

フランシスコ・タレガ: 前奏曲 ホ長調 (ラグリマ)

「ラグリマ」とはスペイン語で「涙」を意味します。一説によると、この「ラグリマ(涙)」はタレガの娘、コンチータの死に由来するそうです。1891年12月、タレガはマジョルカでの演奏旅行を終えて帰宅した際、妻(マリア・ホセ・リソ)… 続き...

フランシスコ・タレガ:アデリータ (マズルカ)

ある伝説によると、曲名のアデリータとはスペインの王、アルフォンソ12世の内縁の娘、アデーラ・アイメリチに由来しているそうです。タレガはフレデリック・ショパンによって確立されたロマン派のマズルカ様式を踏襲し、… 続き...

フランシスコ・タレガ:前奏曲第2番イ短調

前奏曲第2番は1896年3月16日にバルセローナで作曲され、彼の最も高名な弟子達の一人、ミゲル・リョベットに献呈されています。タレガの前奏曲には生徒達の技術・芸術表現を磨くための教育的な意図が込められ、… 続き...